ここまでの5キロのラップ。
5k 27:50
10k 27:23
15k 27:47
20k 27:51
だいたいキロ5:30~5:35のペースできてます。
エイドもあまり歩かずに、ゆっくりでもいいから
走りながら補給、をこころがけて。
なぜなら、背後に妻が迫っているハズ。
すこしでも前へ、前へ。
ん?何しに来たのか、よく分かりません。
つくばのエイドは、特に事前情報も調べてなかったんですが、
なんと冷凍ブルーベリーが!
アクアラインマラソンでも救われた食べ物!
冷たくて、一気に頬張ることはできず、ちびちびといただきます。
そのうち、みかんも出現してきます。
フルーツはエイド食には、ホント最高です。
25キロを過ぎ、5キロのラップが28分を超えました。
同じペースで走っているつもりでも、
だいぶ疲れてきた感じです。
心拍も170前後をウロウロする感じで、苦しくなってきました。
コースもアップダウンを感じ始め、タンタンと進むのが精一杯。
そんなところに、30キロ手前のすれ違い区間に到着!
元気をもらいたくて、道の左側にポジションを移して、
おっさんTシャツを探します。
が、しかし、誰もみつからない!
ハービーさんやカロゴンさん、隊長がいてもいいかな、と思ったんですが。
(そうか、みんな結構先に行ってしまったのね…)
後で、ハービーさんにうかがうと、
「おれ、撃沈していたから、見つからないように隠れて走っていたよ」と。(笑)
辛うじて、カロゴンさんとはエール交換できました。
30キロ。ラップ28:23。
このあたりまで来ると、だんだん先行していたランナーさんを
拾って進んでいることに気づきます。
ふと、前を見ると亀の甲羅を背負っているランナーさんがいいペース。
コメツキムシ作戦でついていきますが、結構辛くなってきた。
たしか、このあたりでロッキーの応援にも遭遇して、気をとりなおします。
そして、その先の飴ちゃんエイドで、ついに・・・
後ろから「追いついた!」と聞いたことのあるトラウマな声。
ええ。毎度のごとくネガティブスプリット女子に捕まった!
「やっと追いついた!ずっと、見えていたんだけど、やっとだよ」
やはり、ずっとロックオンされていたようです。
「そ、そう。すごいね(汗)」
「でも、もう限界。いっぱいいっぱい。なんか余裕ありそうだね」
「いやいや、きつくなってきた(前半は抑えていたから、まだ余力あるかな)」
そうなんです。
ロードでは、自分は前半突っ込んで、後半ヘロヘロになって、
妻に抜かれて泣きながらゴールするパターンを繰り返していたんです。
特に前回の2017館山若潮では、35キロまでは自分がサブ4ペースで先行、
35キロ過ぎに撃沈、500メートルだけ並走して、勝手にこちらが落ちていき、
ヨメはサブフォー、ワタクシは4時間切れずにトボトボとゴール。
(今回は、ちがうところを見せねば)
おしるこエイドで水とおしるこをいただき、
最後のジェルも投入して気合を入れなおします。
35キロ。ラップ28:45。
うーむ。苦しい。5:40も切れなくなってきた。
道には、ゴールが近くなってきたこともあって、
応援の方々が増えてきました。
ガチなレースだけあって、ランニングチームとおぼしき
お揃いのTシャツやかぶりものをした方々も多くて。
今のランナーの苦しみをご存知な方々なだけに、ありがたい・・・
そんなとき、救世主が現れます・・・
次は絶対ゴールできるはず~つづく