先週末、
とあるランニングイベントに参加してきました。
テーピングでおなじみの
「ニューハレ」主催の「LOCAL TRAILS」
というイベントで、
有名トレイルランナーが、それぞれの練習コースを
案内するというイベント。
2か月くらい前に、
募集が始まったことを知り、
でも、
「初心者向け」という案内でしたので、
遠慮して、しばらく様子見。
案内役が案内役だけに、
すぐ埋まるかと思いましたが、
1日たっても埋まらなかったので、
夫婦二人で申込み。
でも、その後1週間たっても
埋まらず、
「経験者もドシドシ」みたいな(笑)
トーンに変わったので、
ひと安心(笑)
そうなのです。
案内役は石川弘樹さん。
いままで、斑尾、信越、武田の杜といった、
石川さんプロデュースのレースには、
何度か参加してきましたが、
こういうイベントで接するのは初めて。
石川さんのホームコースを走れる、
というのもいいよね、と。
レースにもすっかりご無沙汰しているし、
なんかモチベーション上げたいしね、と。
さて当日。
昼前には雨が降り出す予報。
レイン必携です。
集合場所は、秦野駅前。
自宅から2時間半かけて到着。
参加者の中では一番遠かったようで(^_^;)
初心者を装うつもりでいましたが、
肌寒い中、
短パン姿になった時点で、
バレバレでしょう(笑)
荷物を預けて、出発!
石川さんにリアルでお目にかかるのは、
2019年、おととしの斑尾以来か。
この後、河原に出て、
ストレッチ。
トレランに大事なお尻の伸ばし方、
ザックの背負い方、シューズの履き方、
きめ細かく教えてくれます。
ニューハレ主催ということもあって、
Xテープを4枚渡されて、
実際に足首に貼りながら、
貼り方をレクチャー。
Xテープといえば、前回の信越で、
説明書を見ながら貼って、出場したのです。
でも、汗と被り水で、
途中、剝がれちゃったんですよね。
こうしてしっかり教えてもらうと、
アーチを支えてくれる安心感、
密着感が、全然別物でした。
思ったよりも、強い力でテープを引っ張るのが
正しいやり方のようです。
石川さんは、
ここぞ、というレースや、追い込む練習で
積極的に活用しているそうです。
こんな感じです。帰宅後に撮りました。
こら〜っ!(笑)
走った後でも、頑丈に見えます。
剥がすのがモッタイナイくらい(笑)
で。
いよいよ、ランニング開始!
天気、もつかな?
「この山、初めての人いますか?」
ハイ。
もちろん、初めてです。
いよいよ山へ突入~
要所要所で止まって、
登り方や下り方の説明。
丁寧すぎる。嬉しい。
早くも、山頂!!
里山なので、そんなに登ってませんが(^_^;)
桜が美しいこの時期。
ここは人がたくさん集まる場所だそうです。
今日は雨が降る予報なので、
ハイカーさんも花見の方々も
奇跡的に少なく!
ホームコース。
聞くと、ワンちゃんも一緒に走るとか。
進む時は、
「先頭は、適当に入れ替わって、
石川さんの話聞いてくださいね」
とスタッフさんが促してくれて。
石川さんの真後ろで、
石川さんと話をしながら、
トレイルを進む。
なんという贅沢な、
夢のような時間なんだ・・・
参加者のみなさんも、
かわるがわる極上の時間を
堪能されていたようです。
ここでは、登り方を。
斜度にもよりますが、
走って登る時は、つま先着地だそうです。
新たな発見でした。
山の名前は忘れましたが、
たくさんの桜!!
しばらく進むと、
桜並木に。
例年桜の季節は、提灯が灯って、
人通りが最も多い通りだそうです。
この辺りから、
下り基調となって、
今度は下り方のレクチャー。
あ。
自分は知らなかったんですが、
木の階段で下る時は、
土の部分を踏んでいくのがマナーだそう。
というのも、
階段の木が壊れてしまうくらい、
走って下る衝撃は大きい。
そんなマナーも教えてもらいました。
集団で走っていますが、
ハイカーさんとすれ違う時には、
止まってやり過ごしています。
自分たちがグループで走っているときは、
すれ違う相手の人数と、自分たちの人数
を考えてくださいね、と。
当たり前なんだけど、
ジブン、出来ているかなぁ(^_^;)
小休止の間に、
装備品のレクチャー。
いろいろ大事なことを教わりました。
ファーストエイドの中身は、
とても参考になりました。
里山だけど、
やっぱり、山は気持ちよくていいな。
右側は、植林されたヒノキ林。
左側は、もともとある雑木林。
右側のトレイルと林の境目はキレイなんだけど、
左側は、ボコボコしている。
というのは、イノシシが餌を求めて
餌が埋まっている雑木林側の
土を掘っているからなんだそうです。
こんな植生の違いにも目を向けると、
トレランの楽しみが広がりますよね!
と、いう話。
なるほど!
そんな楽しみ方もあるのか~
予定では、9時~12時でしたが、
石川さんの話が、
とにかく、
いろいろ詰め込んでいた上、
話が脱線しがちで、
若干(?)時間オーバー。
鶴巻温泉前で解散したのが、
14時過ぎでした。
心配されていた雨は、
奇跡的に降らず、
人が少ないトレイルを
走ることができました。
終了後にちゃっかり(笑)記念撮影。
話の内容としては、
斑尾のトレランクリニックで聞いてきた
話とかぶる内容もありましたが、
新しく聞く話もたくさんありました。
とにかく、
石川さんのトレランに対する
現在の想いが詰まっていて、
大満足な内容でした。
走った距離は10キロほど、と
短めの距離でしたが、
気持ちとしては、
ひさしぶりに
モチベーション上がりましたよ!
ありがとうございました!
しかし、
こんな素敵な里山が身近にある
神奈川県民のみなさんが・・・・・
羨ましい(笑)