次のチェックポイント（４９キロ地点）まで、
約１８キロの道のりが始まりました。
コース最高標高地点の峠超えなルート。
エイドを出発すると、すぐに
ナガイモくんがシューズとソックスを脱いで
絆創膏を調整？
やはり気になるようです。
何事も無ければ良いのですが…
さきほどのエイドでは、
スタートでお会いできずにいた、
ピンクマンさんに追いついていました。
数々のウルトラを走破されている、
（勝手に名付けたｗ）
ミスターウルトラなピンクマンですが、
なんと！
サンダルを履いて走っておられる！
サンダルといっても、ワラーチほど
攻めているわけでもなく、
ごくフツーのサンダルです。
足元だけ見ると、
「ちょっと、近所のスーパーまで・・・」
のような雰囲気！
うかがうと、
大会に最も忘れてはいけない
シューズを忘れたので、
履いてきたサンダルで走っていると。
そのつもりでワラーチで走っているのとは、
ワケが違います。
忘れたから、普段着のサンダルで走る。
”弘法筆を選ばず”とはこのこと！
「どこまで行けるか、わかんないけどね」
と、仰っていましたが、
結果を先に言いますと、
見事完走されてます。
家から履いてきたサンダルで
１４５キロを走り通し、
そのまま帰宅・・・
鬼のメンタル！さすがです。
この区間、ピンクマンさんは
先を行く展開でしたが、
しもべーさんも、ギアチェンジして、
かなーり先を行く展開に。
あまりにも、先を急ぐように行くので、
「殿、ご乱心でござるな・・・」
と、さる隊長（笑）
ナガイモ君、隊長、妻の４人で
マイペースで進みます。
ちょうど、峠超えにかかるところ。
それぞれ、距離を空いていたこともあって、
周りのランナーさんとも話したりと、
楽しく進みます。
シニアなランナーさんは、
毎週ウルトラの大会に出ていて、
来週も２００キロの大会に出るとか。
あと、ペアで走っている男性の方は、
ＭＦはワラーチで完走している猛者だったり、
以上、妻が聞いた話です（笑）
登りは、傾斜もきついので、
ほぼ歩き。
途中、こんな味ありな食事処があったり。
ぐぅぃーんと曲がりながらの
登り！
４０親父さんのレポでも
強調されていましたが、
実際は
写真映りほど登ってはいないって
ことが判明・・・（笑）
秋の山らしい、絶景を楽しみながら
登ります。
そして、ようやく、
最高地点！！
ここから先は、次のＣＰまで
下るだけ！！
と！
ここで、くだり番長のナガイモくんが
靴擦れはどこにいったの〜？ばりに
突然ペースアップ！！
ラストスパート！？
って、ゴールは１００キロも先ですが（笑）
下りのペースは、人によって、
ラクに下れるペースが違うのでして。
登るより、下る方がキツイな・・・
脚に来る！
なるべく、脚にダメージが来ないように、
抑えめなペースでやさしく進みます。
日陰に切り替わったのと、
そもそも標高もそれなりに高いので、
吐く息が白くなってきた。
それでもヒーコラいいながら、
正丸トンネルの交差点で、
４人が集結。
「下り坂で脚が削れたな・・・」
隊長がキツそうでした。
（オレもキツかったよ・・・）
次のＣＰまで、さらに下っていきます。
途中トンネルがあったんですが、
歩道が狭い上に、
ガードレールがなくて、
しかも、ところどころ滑りやすくて、
ツルっといって、対向車につっこみそうな
怖さでした。
そして、ようやく
ＣＰ３木の子茶屋に到着！
先に行っていた
しもべーさんが、ステイエイド中で。
「先にどんどん行ってたね～」
「お腹が痛くなって、ヤバかったです・・・」
なるほど！（笑）
殿のご乱心のワケが分かりました！
小休止！！
ヘッデンを装着したり、
着替えたりして、リスタートに
備えます。
あたたかい
すいとんが有り難い。
秩父名物の
みそポテトも最高に美味しかった。
上はパン、下がみそポテトです（笑）
スーッと入る、みその甘さがクセになりそう。
また、食べたいな。
見上げると、
夕暮れに月が輝いており。
寒さを感じていた妻とワタクシは、
着込むのに時間がかかったので、
しもべーさんとナガイモくんには
先に行ってもらいました。
まだまだつづく～
