ももの夫婦ランの日記

大会には夫婦で参加。最近は長めのトレイルに挑戦中。

息子のフルマラソンデビュー

昨日、大学1年生の長男が

初めてのフルマラソンに挑戦しました。

 

昨年、大学に入学はしたものの、

コロナの影響で、授業はリモート。

大学に行ったのは1回だけで、

以外は自宅で授業を受ける毎日。

 

外出も、地元の友人とちょっと会うくらい。

授業とアルバイトの合間に近所を走るだけの

1年間だったんじゃないかな?

 

そんな長男が、1月にハーフを走って、

今度はフルマラソンに挑戦となったわけで。

こちらとしても、

タイムの次元は違えど、

フルマラソンは何回も走っている、

何回も痛い目にあっている(笑)、

いわば先輩ですので、

「30キロの壁があるんだよね」

「ぜんぜん脚が動かなくなるから」

「前半は我慢だよ~」

と、先輩風を吹かしておりました。

 

そういえば、

ワタクシのフルマラソンデビューといえば・・・

 

いらない?(笑)

 

青島太平洋マラソンでした。

当時、福岡に勤務していたんですね。

結果は・・・

 

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10年以上も前の話です。

細かいことは忘れました(笑)

 

まぁ、なんとかなるだろうと、

走り出しましたが、

スタート直後に腹痛を覚え、

トイレに駆け込むアクシデント。

タイムロスを挽回しようと、

ペースアップしたものの、

30キロの壁に見事に跳ね返され。

走る脚が完全に売り切れ、

残りの12キロをトボトボと歩くという・・・

しかも最後の10キロは

海岸沿いの素敵なロードなはずが、

冷たい海風にさらされる死のロード

脚を引きずりながら、

瀕死の状態でゴール。

 

細かいとこまで覚えてる(笑)!

 

フルマラソン完走!!

といいたいところでしたが、

「完歩!!」と言った方が正しい(笑)

 

 

ありがちな?(笑)

ほろ苦~いフルデビューでございました。

しかも、洗礼を浴びまくっている!

 

言ってみれば、

思った通りにいかないのが

フルマラソン

 

「2時間50分はいけるでしょ!」

と、家庭内宣言する息子に、

 

(フフフ・・・まだまだ甘いな・・・)

一抹の不安を覚えながら、

当日を迎えました。

 

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柏の葉春らんRunマラソン

思っていたより立派な競技場。

会場が競技場っていいな、やっぱり。

意外にも人が多くて、大会感があって、

自分もテンションが上がってきました。

走らないけど(笑)

 

気候は、曇っていて、涼しく、風も無し。

「琵琶湖(※)みたいな天気。」

(※)今年2月に開催された琵琶湖マラソンのこと。

 鈴木選手が男子の日本記録2時間4分台を出した

 ことで記憶に新しい。

 奇跡的に涼しい・無風・曇りの天候が、

 日本人初の4分台を生んだ要因のひとつとされた。

「天気がタイムを出せって言っているな」

息子がプレッシャーを感じている様子。

こちらは、走らないので、

プレッシャーゼロ!

ノー緊張!

 

気楽なもんです(笑)

 

10時10分にフルの部がスタート。

 

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親は応援です。

コースは

柏の葉公園の3キロコースを

14周します。

周回コースなので、応援する方はラク

ジェルを持つのは抵抗あるらしく、

ジェルと塩タブレットの補給サポート

を頼まれました。

 

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ゆるやかにスタートしました。

 

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最初の周回。

リラックスして、

抑えめに入っている様子です。

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手前に立っているのが父。

 

 

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封を切ってから(←なんと手厚い!)

ジェルを渡して

「いい感じー!」

声をかけます。


 

リラックスして、

抑えめな感じが伝わってきました。

冷静に走っているようです。

10番手くらい。

 

 

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渡しているジェルは、

本人がイオンで買ってきたもの。

 

主にバイト代は、

趣味のランニングに使用。

もちろん、今回のエントリー代も。

イケてるウェア、

(シャツの軽さはティッシュ並みだそう)

そして、ヴェイパー、厚底にも惜しみなく投入。

やりたいことだからね。

いいことだ。

 

公園内を散策しながら、

アチコチ

ゲリラ応援です 。

←サポートとしてそれでいいのか(笑)

 

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途中、

M高史さんが、

応援に来たり。

 


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裸足なランナーを応援したり。

 


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ハーフの部(黒ゼッケン)

のエリートランナーのスピードに

度肝を抜かれたり。


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もうすぐ咲きそうな桜を

見て春を感じたり。

 

応援って、

距離感と時間感覚が難しいのですね。

自分で走っているのとは

勝手が違う。

「あと何周かな~?」

「本人に聞く?」

「順位を教えた方がいいかな?」

「いや、正確じゃないから、やめておこう」

などなど、間の抜けたサポートでした(笑)

 

ジェルは毎周回摂るわけではなく、

摂ったり、摂らなかったり、で。

いちいち、

「要る~?!」

「要らない!」

とやりとりしてたので、

「簡単なサインを

決めておけばよかったね」

と反省です。

 

あと2~3周くらいかな?

なんて考えていた補給場面で、

「あと1周っ!!」

「えーっ!!」

慌ててゴールのある競技場へ

戻りました。

時計を見ると、

2時間30分くらい。

あと3~4キロだから、

2時間50分切る?

 

競技場に着いて、

ゴール地点で待ちます。

 

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最終コーナー!

 

ゴール!!

 

 

ゴールシーンの写真がない!!(笑)

 

倒れ込んでる写真はあった(笑)!

 

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記録は・・・

 

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50分切るどころか、

40分切ってる!

 

サブ40?

言葉が出ない・・・

 

2時間50分は切ってくるかな?

とは思っていましたが。

スゴイ!!

おめでとう!

 

ペースも順位も、

前半は抑えて、後半に上げている。

ハーフ前半は1時間20分超え、

後半は1時間18分くらい?

なんと絶妙なペースマネジメント!

 

もう教えることはなにもねぇ!(泣)

 

走った後も、

片足をひきずるわけでもなく、

脚攣りで悶絶するわけでもなく、

内臓をやられた感じもなく・・・

 

おかしいな・・・

フルの洗礼はどこに・・・?(笑)

 

 

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ゴール後。

「サポートありがとう」

「前半抑えて、後半上げるのがよかった」

「マラソンの走り方教えてくれてありがとう」

と。

 

「お、おお・・・」

もう、なんも言えねぇ・・・(笑)

 

 

 

親としては、思うように過ごせなかった

この1年間のことを思うと、

ほんの少しでも

自分のやりたいことを達成してくれて、

少しでも安心できた区切りでした。

 

イチ市民ランナーの先輩としては、

↑ まだ言ってる(笑)

どこに向かっていくのか

分かりませんが、

もっとロードのタイムを

伸ばしてもいいし、

トレイルも走らせてもみたいし、

例えばハセツネに出たらどんなかな?

とか、楽しみは尽きません。

 

「次はどうするの?」

聞くと、

「フルマラソンは当分いいや。」

「5000mの自己記録出したい」

と。

 

 

そっちか!(笑)

 

 

おわり