中間地点過ぎても、まだ余裕はあり。
いい感じだから、
30キロまでは、とにかく
抑えて、抑えて、抑えて。
言い聞かせながら・・・
次のエイドでは、
「原宿ドック」なる個包装の補給食が
提供されていたけど、
手に取る気分には、ちょっとなれなかった。
さっきのクレープがお腹にもたれているような。
それにしても「原宿ドック」って
なんで原宿なんだ・・・・?
な~んて、考えながら走ってた・・・
走りに集中しろっ!(笑)
25キロ過ぎてからの
スライドポイント。
入口にさしかかるところで、
ねんのため(笑)
折り返してくるであろう妻の姿を
探してみる。
・・・・・・・・・・・
いなかった・・・_| ̄|○
そこまで差がついていたか・・・
もともと、スタートが一緒でなかった時点で
お互い自分たちの単独レース。
とはいえ、
ここまで差がついていると、
少し心が折れた(泣)
スライド区間を終えると、
そろそろ30キロの距離が見えてくる。
作戦では・・・
抑えてきた力を解き放つ時!
が!しかし!
現状ペースを維持するのに精いっぱい。
そう。
予想していたとーりの(笑)最悪な展開。
抑えたつもりのペースが限界
って、どーゆーことよ?(泣)
・・・・・・・・・
実力不足!!!(泣)
30キロ超えてから、
珍しく、ジミーさんに追いついて。
「ナイスおっさん!」
「奥さんはだいぶ先に行ったよ」
そうでしたか・・・_| ̄|○
次のエイドでは、
またまた個包装の、
「冷凍リンゴ」が提供されていて。
これは、すかさず手に取った。
ホントに凍っていて
シビれるほどの冷たさでしたが、
やっぱりフルーツは生き返る。
なんとか持ち直して
フレッシュな状態に戻った!!!
・・・・・・・・
一瞬っ!!・・・(笑)
この辺りから、
南風が強くなってきて、
まさに天気予報通り。
たい焼きエイドをスルーして(泣)
ヘロヘロな感じで、粘る!!
と、その時。
こうめさん、さりーさん、
そして夜勤明けのだーまえさんの姿が見えた。
遠くまで応援に来てくれた。
ここはシッカリ走らねば、と
なんちゃっての余裕を見せて、
笑顔を作って、と(笑)
ペースも上がったんだけど、
一瞬だった(笑)
プラスなことは、
なんでも一瞬ですよ(笑)
角を曲がると、元のヘロヘロな状態に。
応援は力になります。ありがたい。
というわけで、
ここまでのラップは・・・
25キロ 27分54秒(5分35秒)
30キロ 28分10秒(5分38秒)
35キロ 29分21秒(5分52秒)
40キロ 30分04秒(6分00秒)
前半は、5分30秒キープでしたが、
まさに坂を転げ落ちるような・・・
絵に描いたような・・・
ビルドダウンっ!!
頻繁に時計を見て、
残りの距離とサブ4までの時間を計算していました。
ここまで来て、
サブ4できるのとできないのとでは
エラい違い。天と地なのですよ。
つくば大学に戻てくると、
朝には無かった風で落ちた落ち葉で、
トレイルのようになっていて。
昼過ぎから吹き始めた風が強いのね。
1秒でも惜しいのに、
フカフカな足元~(泣)
40キロの最後のエイドを過ぎて、
身体はなかなか思うように動かない。
最後の坂を超えたあたりかな?
後ろから「ナイスおっさん!」
ヨメさんでした。
「ナ、ナイス・・おっ・さ・・ん・・」と
弱弱しく応えるのが精いっぱいで、
一瞬のうちに置き去りに(笑)
レース後にヨメさんから、
「ゴールまで一緒に行くよ!」と
声をかけようとしたんだけど、
ションボリしてたから先に行ったのよ、と。
ションボリ・・・ね(笑)
「ションボリ」に
「ヨレヨレ」も加わってたと思う(笑)
直後に、さきほどの3人の応援組が
ゴール直前でも応援してくれていて。
「ヨメさんがすぐ前にいるよ!追いつけるよ!!」
と、さりーさん。
(いや、抜かれたばかりだから・・・(泣))
(ヨメさんが前にいるのは知ってますから(泣))
返事も出来ずに、
ただただ、うなづくしかできず(笑)
そんなこんなで、
競技場が見えてきて、
時計を見ると、
3時間59分10秒くらいだった。
あと、50メートルほど。
ここで、サブフォーを確信。遅い!(笑)
安心してゴール。
グロスは無理でしたが、
ネットでのサブ4は死守~っ!!!
先にゴールした仲間と合流するも、
悶絶・・・(笑)
仲間から、攣りに効く漢方を貰って・・・
ゴール付近でしばらく休んで
落ち着きを取り戻し、
応援してくれた仲間のもとへ。
おつかれさまでした~
ありがとう~
てな、まったりした空気の中・・・
突如、左足のふくらはぎが攣った~~~!!!
同級生のヒゲが
助けようとしてくれたんだけど、
(ヒゲありがとう!)
救護スタッフの方々が、2秒で駆けつけてくれて、
賢明な治療!!
しかも2人体制で、なんと贅沢な!!(笑)
救護テントのすぐ脇だったのです。
ふくらはぎだけでなく、
付け根の筋肉も同時攣り!(泣)
救護スタッフさんのおかげで、
しばらくして治まりました。
が、周りの仲間は、
ネタなシーンをパシャリパシャリと
カメラに収めてくれて、嬉しい様子でした(笑)
応援のみなさんと
フルを走り切ったみなさんと。
妻は、3時間43分でゴール。
しかも安定したペースで、
40キロからが一番速かった、という
理想的なペースでの完走。
期待していた展開は・・・
2キロ地点くらいで、
おっさん、ヒゲ、パパさんの3人組に吸収されて、
流れで(笑)一緒になって走っていたんだけど・・・
しばらくして・・・
「違う、違う」
「危ない、危ない」と、我に返って、
マイペースに戻したそうです。
残念(笑)
フルマラソンっていいな~
大勢の仲間と走るフルマラソンって
いいな~
ん?
おわり