バンフを出るとすぐ、
走りやすい湿地帯になります。
ホントはゆっくり走りたいところ。
なんだけど、
やっぱり飛ばしがちになる。
この写真を撮ったら、
5、6人やりすごしました。
このトレイン、
結構飛ばしている(ように感じた)ので、
しばらく先頭の妻とは距離感が生まれて。
気持ちよく(いや、結構苦しかった)走ると、
今度は、ちょっとしたアップダウンがあって、
マイルエイドの赤池に向かいます。
このアップダウンが地味に体力を削ってくる。
アップダウンのテッペンは、
素敵なブナ林なんだけど、
汗の量がハンパなくて、
ぜんぜん癒されない。
台風が近づいているせいか、
まとわりつくような湿気。
風は温かい南風。
2019年の前回も暑い条件でしたが、
今回は、質の違う暑さ。
林道を少し登ると、
今度は、袴岳への登山道に入ります。
3つのニセピークを越えていきます。
1つ目のニセピークが曲者で、
小刻みにアップダウンがあって、
1つのピークの勘定になってます(笑)
いつもなら、
やっぱり余力をもって超えていくんだけど、
この時点で既にゾンビ状態(笑)
とにかく、登れない。
妻とは登る力に明らかな差が出てきて、
待ってもらっては、一緒になり、
待ってもらっては、一緒になり・・・と
厳しくなってきた・・・
やっと、袴岳山頂が見えてきました。
苦し紛れな汗だくの笑顔。
そんなに累積を稼いだわけではないのです。
なのに、いっぱいいっぱいな状態。
明らかにマズイ。
ここからは、約7キロ下ります。
長い下りで、
淡々と、走り続ければいいんだけれど、
さっきの「登れない」に加えて、
「走れない」が追加されました。
下りでも、歩きが入るようになって、
妻に待ってもらうような感じで・・・
(「熊坂まではアップ」がセオリーなのに、
熊坂までたどり着くのに必死になってるよ・・・)
心の中は、信じ難い状況になってました。
そして、下りが終わりそうになった頃、
1リットルあった水が切れました。
山から降りて、ロードに。
熊坂エイドの手前の登り返しは、
歩きたくなるポイントなんだけど・・・
暑くて、歩いてしまった(笑)
周りもあんまり走っている人いなかったな。
35キロ地点
A2熊坂エイド
目標時間:11時15分
到着時間:11時25分
それでも、目標からまだ
10分遅れをキープしていました。
まずは、水を大量に被って。
頭から被るんだけど、
もう全身シャワーのように浴びてた。
コーラ、クエン酸
バナナに、豆腐、冷やしトマトを
いただきました。
トイレは・・・
寄りませんでした。
ぜんぜん行きたい気にならないほど、
発汗が多かったんだと思います。
ここも、そんなに長居することなく、
10分ほどで出発。
計画通りの滞在時間。
少し生き返ったかな?
次は、いよいよ、
ひとつのポイント、関川の登りです。
つづく