麓エイドのサポートで復活(?)しました。
このシートの上で横になって15分ほどの
睡眠の効果は絶大でした。
サポートエリアで、
こんな感じで至れり尽くせりの
場所を作ってくれていました。
そりゃ、復活しますよ・・・
でも、欲を言えば、
もっと元気な状態で明るく楽しく、
サポートを受けたかった…(笑)
次のサポートエイド、
精進湖での再会を誓って出発しました。
次の本栖湖エイドまでは、約10キロ、
端足峠が一つピークがあるだけで、
の、つもりでした。
峠の入り口までは、緩やかな登りが続きます。
走ろうと思えば走れる。
でも・・・
あまり走れんかった(泣)
暗闇から少しづつ明るくなっていく時間帯で、
なんだかタラタラと歩きが多くなっていました。
峠は・・・
ガツンと登る!!
九十九折りの登山道をヒーコラいいながら。
登りの強い妻とは距離が離れながら、
まったくイージーではなくて(笑)
後にも書こうと思いますが、
とにかくガツンと登る。すべての山は。
そんでもってピークが見えないのです。
なんとかピークに到着。
妻が待ってくれていて、
誘導係の方々と談笑していました。
「ふぅ・・・」
一息つく暇もなく、下りへ。
眼下には本栖湖が見えます。
下りも・・・
ガツン系(笑)
重力に逆らいながら、永遠に(笑)下る。
登りも永遠なら、下りも永遠。
外国人のランナーさんたちとも
少し絡みながら、
下れたのは、気が紛れてよかった。
何を話したか?
覚えていません(笑)
でも、キツいのは、
国籍関係なし、ということです。
到着 6時10分(区間タイム 3時間15分 )
2時45分に到着の予定が、
3時間30分ほどの遅れ。
区間タイムは計画よりも
15分オーバーして到着。
関門時刻は8時50分だから余裕
と思っていました。
すっかり夜が明けましたが、
湖が近いからか、すごい空気が冷えていました。
想定以上にキツかった区間で
冷え冷えだったワレラでした。
が、想定外の方に出会えました。
石川さん!!
少しの間、お話しして、
元気を貰いました。
「キツくても自分から止めないで、
関門に間に合う限り、前に進んで」
と、励ましていただきました。
それ以外にも話をしたんですが、
後から振り返ると、
もしかして、
もう完走は難しいと思われていたのかな?
と思うような内容でした。
「完走できたよ!石川さん!」
と、伝えたい(笑)
エイドには見延饅頭と水だけ、
と、事前に発表されていましたが、
なんとお湯が提供されていて。
冷えた体にありがたい。
水はキャンプ場の水道から補充。
見延饅頭は1個を2人で分けて食べました。
地べたに腰かけて、二人で、
お湯をすすりながら、シブ~く(笑)
10分ほど滞在して出発しました。
次の精進湖までは、約11キロ。
ただ、この区間は標高はさほど高くありませんが、
ギザギザなアップダウンを繰り返す区間です。
まずは、最初の登りに挑みます。
さっきの端足峠より傾斜はなだらか。
でもねぇ・・・
先が見えないから、メンタルが削られる。
登りきってからは、
わりと走れるトレイルになったので、
やっと楽しくなってきた感じでした。
そんな走れる区間の途中にある、
中之倉峠。
富士山はまったく見えず!!(泣)
その後も登ったり下ったり。
そんでもって、
パノラマ台への登りに入ります。
このあたりから、幻覚が見え始めました。
早い?(笑)
森の中に建造物が見え始めました。
宿泊施設なの?
誰かいるかな?
幻覚はこの後も、翌日も、いろんな形で
出現します。
パノラマ台。
行ったことがない場所です。
「台」っていうくらいだから、
緩いイメージを持ってましたが、
過ちに気づいた時には、時すでに遅し(笑)
それなりにパンチがありました。
ヒーコラ言いながら、登っていくと・・・
見覚えのある方が誘導係に!
小山田さんでした。
明るく面白く応援してくれました。
こんな寒いところで、ありがとうございます!
この区間は、随所随所で、
応援のありがたみを感じながら進んでいます。
そして、しばらくすると・・・
パノラマ台!!
ここにも、誘導スタッフの方がいらっしゃって。
記念写真を撮ってもらいました。
天気が良ければ、指さす方向に富士山が見えます。
「ここからは、少し登るけど、後は下りですよ」
とのお言葉に元気をもらって。
でも、やっぱりガツンと下るのです。
永遠に(笑)
下りきると、樹海の道をひたすら進みます。
ここも、なんだか長かったな・・・
木々の向こうに体育館のような建物が
見えたりして。
歩いては、少し走ったりを繰り返し。
樹海を出ると、
エイドに到着しました。
到着 9時27分(区間タイム3時間10分)
出発 9時40分
計画の区間タイムは2時間30分。
40分遅れでした。
エイドに着いて、
ナオさんキヨさんに再会。
ここで、驚愕の事実を聞かされます。
2つ目の大ピンチです。
つづく~