ももの夫婦ランの日記

大会には夫婦で参加。最近は長めのトレイルに挑戦中。

2019 信越五岳110k  A4笹ヶ峰~A5大橋林道~A6戸隠エイド手前まで

 

関門2分前に出発した笹ヶ峰

そんな焦った心のざわつきとはウラハラに、

周囲の景色は素晴らしく、そして、

のどかです。

 

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夕陽が沈んでいく中で、

牛がいたので、パチリと。

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ここは、コース全体の奥の方。

しんみりと、

牧場の中のトレイルを走ります、

いや、

歩いておりました・・・(泣)


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前回は、ここで走りながら、

ここまで起きた出来事を

伝え合った場所ですが、

今回は、、、、、

「次の関門は戸隠エイド。

とにかく、

なにがなんでも、辿り着いて、

ソバを食べよう!!」

そんな、ヨコシマな(笑)

ことを確認しました。

 

歩きながら……(泣)

 

 

三連休の2日目の夜を

楽しく過ごしているファミリーでいっぱいな

キャンプ場の中を通過。

もう夜なので、

思ったよりも静かな雰囲気です。


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ここから乙見湖までは、

トレイルを下っていくんですが、

「あれ~っ?こんなガレてたっけ~?」

濡れた石が滑って、走りづらく。

なんか、

局面局面で、

ツラく感じてしまっていました。

 

 

トレイルを抜けると、

乙見湖のロード、階段です。

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前回、

ココを通った時は、

まだ明るかった。

 

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階段を登り切ってからの

トレイル。

前回より、

路面が、踏み固められている感じで、

とても走りやすい。

 

 

とにかく、この区間

行けるところまで走る!

 

ところどころで、

ペアで走っているランナーに交じります。

たいていは、いや

すべてペーサーとのセット!!

スーパーフレッシュなペーサー。

 

おしゃべりしながら楽しそうに走るペアもいれば、

 

明らかに疲弊しているランナーと超元気なペーサーも。

 

ペーサー「ここは走るぞ!走った方が楽だぞ!!」

ランナー「・・・・・・・・・」

 

ワレラ 「・・・・・・・・・」

 

 

  

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しばらくすると、林道に出ます。

前回は、サクサク元気に走っていました。

 

いや、ぜんっぜんっ、走れない!!

 

走りも少し入れましたが、

ほぼ歩いてしまったな~

なんだったんだろうな~

 

次のウォーターエイドは、

林道を登った先の

「西登山入口」です。

 

山の中腹に、エイドの灯りが見えました。

「あれエイドかな~?照明が、やたら明るいよね~」

「高いところにエイドがあるんだね~」

 

えぇ。間違いです。

満月の明かりを、

エイドの照明と勘違いしてました(笑)

よく見ると、

山じゃなくて、

空にエイドの灯りがありました。

ガチのミマツガイ。

まだ夜になったばかりですから、

幻覚でもありません(泣)

まあ、でも、

それくらい満月が美しかったのです。

 

 

そして、ウォーターエイドに到着。

 

W2 西登山道入口

IN  20時10分

OUT 20時20分

 

昨年より、50分遅くに到着。

区間タイムも、30分ほど余計にかかっています。

行けるところまで走るつもりが、

逆に歩いてしまいました。

 

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写真だと、

ランナーで賑わっている感じですが、

エイドは、すでに撤収を始めていました。

ここでいただいた、

温かい粉飴ウォーターが美味しかったな。

 

「まだまだ大丈夫ですよ!」

とエイドスタッフに励まされて出発しました。 

 

前回は、泥濘に苦労した山登りが、

今回は、ウソのように登りやすい路面でした。

いや~、このサクサク感いいね~

 明らかに短時間でピークを越えました。

しかし、

ピークを越えてからの下りが・・・

前回、

サクサクと走って下れていたハズなんですが、

「あれ~?こんなにガレてたっけ~?」

ぜんぜん走れませんでした。

走るべきところで、走れない。

(きついな~)

 

エイド手前の下り基調な林道に入っても、

とぼとぼと歩くしかできず。

(こんなに遠かったかな~?)

そら、そうです。

走ってないんだから(泣)

 

 

ようやくエイドに到着しました。

 

 

A5  大橋林道

IN  21時45分

OUT 22時02分

 

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前回より、1時間ほど遅くに到着。

区間タイムも、15分ほど余計にかかっています。

 

 

トイレを済ませ、

スープをいただきました。

さすがに止まると寒い。

 

なんかな~

疲れたな~

思うように走れないもんだな~

残された時間、体力を考えると、

完走は厳しい。

 

「ここで、止める?」

 

「え?何言ってるの?戸隠までは行くよ!」

「蕎麦が待ってるんだから💢!」

 

え?そこですか?(笑)

 

 

とにかく、

行けるところまで、

いや、

戸隠までは、

なんとしてでも

ソバを食べに、行くことにしました(笑)

 

 

この区間は、静寂な雰囲気が印象的です。

加えて、

テールエンダーなゾーン。

ほとんど前後にランナーはいません。

ひたひたと、寂しく、

二人で闇の中を進むしかありません。

 

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牧場です。

暗くて写真では、よく分かりませんが、

月明かりがキレイでした。

 

戸隠神社近辺は、

ヒンヤリとした静けさになります。

そのあたりから熊が出てきても、

おかしくない。

 

前回、

集団でズンズン走って進んでいました。

今回、二人でとぼとぼと歩いています。

 

ロングレースにありがちな

「復活」の兆しも一切無し!!

 

鏡池を超えて、

戸隠エイド手前5キロまで

来ました。

時刻は3時。

戸隠エイドの関門時刻は、3時30分。

誘導スタッフに、ゲキを入れられます。

「キロ6分で走れば、間に合いますよ~(笑)」

 

そんな脚は残っておらず・・・(泣)

 

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どーにか、こーにか、

90キロ地点まで来ました。

 

時計を見ると、

3時25分。

 

戸隠エイドまでは、

まだもうひと踏ん張りしなくては

なりません。

(5分でいけるワケはない)

 

そして92キロの誘導ポイント。

小鳥が池を超えて、

ちょうど、道路を渡るポイントです。

 

誘導スタッフから告げられます。

 

「現在3時30分を超えました。

戸隠の関門時刻を過ぎましたので、

これ以上は進むことが出来ません。

ゼッケンとチップを回収します。

収容車が来ますので、

ここでしばらくお待ちください」

 

がーん!

 

ここで、

レースが終了しました。

 

てっきり、

関門を過ぎても、エイドには行ける、

蕎麦は食べられる、

とばかり思っていました(笑)

 

ジ・エンド。

初めてのDNF、関門カット。

ここで、終わるとは、思ってなかったな~


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この時は、分かっていなかったんですが、

宿に帰ってから確認すると、

まさにこの誘導ポイント、

DNFポイントが、

しもべーさんの配置場所でした。

細かくスタッフが神配置されているなかで、

なんという偶然!!

しもべーさんがいたなら、

見逃して、先に行かせてくれたかな?

冗談です(笑)

 

しもべーさんとは、

「しもべーさんのボラポイントまでは絶対行きますよ!」

と、約束していました。

しもべーさんが、実在(笑)していたら、

少なくとも約束は果たせていたワケでして・・・

ここは素直によかったな、と。

 

 

 

誘導ポイントに毛布の用意があって、

車がくるまで、

毛布にくるまっていました。

 

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寒い・・・ (笑)

 

 

 

 

つづく