ももの夫婦ランの日記

大会には夫婦で参加。最近は長めのトレイルに挑戦中。

2023 信越五岳100mile ~スタートからA2赤池まで~

いよいよカウントダウンが始まって

18時30分にスタート。

カウントダウンに合わせる石川さんの

盛り上げトークで、

いよいよ始まるという緊張感。

そんな緊張感とは別に襲ってくる

不安感・・・

なんだかフワフワしてたな・・・

FUJIのスタートの時と変わらないかも。

石川さんが

今年はやらない、と言っていた

花火が号砲と同時にあがりました。

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(公式より)

豪華な花火が更にキラキラ度をアップ(笑)

とにかく多くの応援の人たちでスゴイ。

そんな盛り上がりとは裏腹に

不安感満タンでスタート。

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スタート直後にゲレンデをめぐる。

ハイジの前では風もあって、

もしかすると今日は涼しい?

と思っていましたが、

この時点で、

すでに蒸し暑さがマックス(泣)

昼の猛暑の暑さが夜になっても残っている

ようでした。

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この先からスゴイ歓声が聞こえてくる。

110キロでも花道は作ってくれるけど、

夜の花道は規模が違う感じ。

花道が終わると、急登を登る。

始まったばかりなので、ゆっくりと

心拍を上げずに。

何度も通っているトレイルだけど、

夜パートは初めて。

「おさえて」「おさえて」

繰り返し言い聞かせる。

トレイルを出ると

応援してくれている親子の姿。

束の間、癒されながら、

走りやすい下り基調なトレイルに入って。

タンタンと進む。

うーん、どうなんだろう。

抑え気味、と言っても振り返ると

心拍は150を超えている。

もう少し

押さえておけばよかったのかな。

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やがて、

登り基調な林道に突入して。

時計を見ながら、

心拍が上がったら歩いて、

心拍が下がったら走って、

歩いたり、走ったり。

周りに気をとられないよう

マイペースで。

順調なようですが、とにかく、

汗がヤバい。

脚からも汗が噴き出ていて、

短パンがグッショリ。

ヤバいというより、マズイ(笑)

湿度は90%だったそうです。

周りのランナー(特に男性)も

短パンがグッショリになっていました。

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14キロのウォーターエイド荒瀬原に到着。

水を少し足しただけで、

すぐに山パートに入りました。

 

斑尾山までは400mくらいアップする。

5キロ先のバンフエイドを目指します。

荒瀬原で2時間は予定通り。

九十九折を終えて、走ったり登ったり、

を繰り返して斑尾山に登る。

ここで、

なんとなく異変を感じていました。

何回も登ったことあるこのパート。

いつもより長く感じる。

(あれ?もっとすぐに登れるのに)

思えば、

山に入ったのは、6月の奥信濃が最後。

3か月ぶりの山パートに

身体が慣れていなかった。

標高を上げているので、暑さはそんなに

感じなくなっていましたが、

身体にキツさを感じていました。

(まだまだ序盤なのに・・・)

斑尾山を越えて、下りに入る。

滑りやすい九十九折のところで、

9時30分になることに気づきました。

今回、レースでは初めての試みで、

アラームを30分おきにセット。

塩分を30分おきに、

ジェルを1時間おきに、

強制的に摂取するようにしていました。

アラームで9時30分であることを知って。

9時30分にはバンフに着いている予定でした。

(あれ?少し遅れているかも・・・)

 

でも、一喜一憂しないように、

でも、不安な感じで、

9時40分にバンフに到着。

一目散に建物内のトイレを目指しましたが、

故障で閉まっていて。

これも誤算?(笑)

バナナとオーザックを少しつまんで

コーラも少し飲んだかな?

身体の火照りに水も頭に被りました。

先行していたさりーぱぱさんは、

5分前に着いていたんだけど、

ライトの不調があったらしい。

そんなこんなで、

10分くらいで出発。

 

33キロ地点にある赤池エイドまでは、

比較的平坦な区間

山といえば毛無山があるくらいで、

そんなに登るわけでもない。

斑尾フォレストで何回も通っているコースで、

さほど構えることもない区間(なのに・・・)。

希望湖のあたりで涼しさを感じて一息。

このあたりは同じ速さの集団で進んでいました。

毛無山の登りに入る手前で

だんだんと前の選手についていけなくなり、

登りに入るとスピードがガクンと落ち、

渋滞の先頭に立っておりました。

(登れん・・・)

明らかにマズイ。

ピークを越えて下りになっても、

スピードが上がらず、

またまた渋滞の先頭に。

気持ち悪さに、

思わず指を口に突っ込みました。

吐くものが無くてカラ嘔吐。

(どうなってんだよ・・・)

湿原からの地味な登り。

一歩一歩がホントに苦しかった。

(まだまだ序盤なのに・・・)

登り切ってブナ林を通過。

(ホントは気持ちいい場所なんだよな・・・)

重い足取りで通過して、

ようやく、赤池エイドに到着しました。

12時に到着する予定でしたが、

20分遅れで到着。

 

苦しさの原因がよく分かってなくて、

とにかく苦しい。

FUJIの麓の時と似たような苦しさ。

そんなに厳しい区間じゃないはずなのに、

身体全体でゼーハーしている。

味噌汁を飲んで、シャリ玉1つをもらって。

美味しさを感じない、というか。

とても次に踏み出す気持ちになれず、

麓の時と同じように横になることにしました。

エイドには、同じようにヤラれたランナーが

横になっておりました。

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(公式より)

テントの中で、毛布もお借りして。

さすがにストーブはついてなかった。

「5分だけ寝かして!!」

横になって少しウトウトとして。

妻「もう5分経ったよ。大丈夫?」

(ホントは6分w)

私「あと、3分!」

妻「3分経ったよ。」

(ホントは4分w)

8分横になって(ホントは10分(笑))、

少し復活したかな?

甘いお菓子(福最中)を口に入れて

エイドを出発しました。

これは甘くておいしかった。

予定よりも

40分くらい遅れての出発でした。

 

序盤からマズすぎるでしょ・・・

 

つづく