３日目の朝・・・
長い（笑）
吉田うどん！！
コシが強いので、ゆっくり噛みながら
飲み込みます。
美味しく完食！
もはや、
ジェルを入れる気にもならないので、
エイドの食べ物がホントにありがたい。
トレイルバターも結局一口なめて、
油っこく感じてあきらめた（泣）
いつもは美味しいのです。
上着とロングパンツを脱ぎました。
朝の６時すぎ。まだ空気は冷たいんだけど、
最後の霜山を超えるには、いらないなと。
歩きながら、エイドを後にします。
ゴールの富士急ハイランドまで、
残りは１５キロ。
いや～な（笑）霜山を目指します。
関門時刻は７時。
１５分前に出発したのでギリギリです。
応援してくれる方々がいらっしゃるんですが、
「絶対ゴールできると信じてる！」
なんて、声かけてくれるんですよね。
（え？やっぱりギリギリなの？！）
（もしかして、完走できないって思われてる？）
ここで、最後のスイッチが入りました。
霜山までは街中のロードを５キロくらい。
歩いている人もチラホラいるけど、
とにかく走り通しました。
でも・・・
足の裏がいてぇ・・・
試走もしてない、先が見えない、
キッツいとこなんだけど、
なんとか、走り続けて。
トレイルの入り口に。
霜山の登り方は、
とにかくタンタンと。
タラタラとじゃなくて、タンタンと。
２０１５年のＳＴＹの時もそうでした。
制限ギリギリだったんだけど、
ここは根性で（笑）登れた記憶があって。
最後なので、
ジブンが引っ張って登りました。
でも・・・
長い。
ホント長い。
登っても登っても、
進んでも進んでも、
登りのカーブの先は、
またまた登りが続いていて。
心折れる（泣）
そんな登りも、足を前に出してさえいれば、
必ず終わりはやってくると信じて進む。
そして、ようやく
最後の登りを終えると・・・
頂上には、
誘導係のスタッフが
６～７人くらいいてくれて。
明るく盛り上げてくれています。
「長かった～！」
左に折れて下る。
なだらか～な下りが、続くんだけど、
もういっぱいいっぱい（泣）
二人で走っていて、
後ろの男性ランナーがついてくる。
「先にどうぞ～」と譲ろうとすると、
「いやいや、もう脚が終わってて、
先に行ってください・・・」
と、どうぞどうぞな感じで（笑）
ここまで来ると、
なんかランナー同士の連帯感みたいな空気が
強まってくる。
ジブンの力で走るというより、
重力に任せて足を動かされている感じで、
ようやく終わりが見えてきそうな気配。
慎重に階段を下りて・・・
ロードがあるとすべてが終わりそうに思う。
そんなことなく、
まだまだトレイルは続くんですが（笑）
やっと！！
ここで、ゴールで待つ
キヨさんナオさんに連絡を入れる。
この時は、３０分もあればゴールだろ、
みたいな感覚でした。
でも、そんなこと全然なくて、
しつこく、粘るように、山道が続いていて。
結局１時間くらいかかった。
さらに、プチ登りがあったりして・・・
さすが鏑木さん・・・（笑）
「トレイルは終わりでーす！！」
後はロードだけ。
もう走る力は残っておらず。
富士急に入っても、走ったり歩いたり。
さすがに人が増えてくると、走らなきゃ（笑）
「おかえりなさーい」
「ナイスラーン！」
すれちがう人たちが、声をかけてくれる。
安堵感で溢れてきた。
さらに・・・
ゴール会場の中に入ると、
花道ができていて。
しかも、
花道の幅がどんどん狭まっていく（笑）
両側には、たくさんの人が迎えてくれて。
ハイタッチの嵐であたたかく迎えてくれて。
まさか、こんなふうになってるなんて、
思いもしなかった。
うるっときてしまった。
そして・・・
ゴール手前の花道には、
ナオさんキヨさんが待っていてくれて。
「お待たせしました～！」
何を言ったか、
あまりよく覚えていません（笑）
１００マイル走ってきた疲れや
常にあった眠気が
吹き飛んだ瞬間でした。
幻覚も見えんかった（笑）
先にゴールした
次男とヒゲも待っていてくれた。
噛みしめるように歩いて
ゴールテープに向かいました。
ようやくの、ようやくの、
ゴーーーール！！！！
ジブンはテープを上から掴んでいるけど、
妻はテープ全部を握りしめていて（笑）
ゴールのやり方を
練習していなかった（笑）
４３時間６分４１秒。
時間がかかってしまったけど、
大ピンチが何回もあって、
あれだけ追い込まれて・・・
よく完走できたよ。
心の底から
嬉しさがこみ上げてきました。
立花先生、鏑木さんにお礼を伝えて。
次男、ヒゲと。
次男は、前日の２１時くらいにゴール。
ヒゲは、ワレラより２時間くらい前にゴール。
そして・・・
サポーターのキヨさんとナオさんと。
２人のサポートがなければ、
この最高な瞬間はなかった。
ありがとう！！
おまけ。
同級生ショット。
今年５４歳。まだまだやれる！（笑）
というわけで、
大団円で幕を閉じたワレラのＵＴＭＦ。
次回、せっかくなので、反省も含めて
もう少し振り返ってみようかと。
おまけです（笑）
