ウォーターエイドでは、水分を補充。
スポドリもあったけど、
もう水でいいです。
しばらく、並走?
いや10歩走っては、
30歩歩くみたいな感じの
ウォーク&ラン。
走れる路面と、
ガレてて走りにくい箇所が
あって、
ガレた場所は、
(怪我予防を口実に、
ラッキー!歩ける!)
と思う自分がいました(笑)
とはいえ、全歩きは、
制限時間が怖くてできません。
ヨレヨレながらも、進みます。
高低図では、ほぼフラットな傾斜な林道。
(誰がどう見てもフラットな絵!)
え?
ん?
さっきから、ずーっと登っているけど!!
トレランあるあるの
高低図に騙される(笑)
進んでも進んでも
ずーっと林道で、同じ景色が続きます。
7キロしかないのに
全然ゴールの気配がしません。
ゴール前のダラダラ林道!
こういうパターンが、
妻は得意なんですね。
ほっとくと、
全走りどころか、
ラストスパートよろしく、
ペースアップしてますから(泣)
ま、今回は、ワタクシのペースに
合わせてくれましたが……
前後には、ランナーがちらほらと。
それでも、
フレッシュなペーサーに
引っ張られたいと思うのか、
我らのラン&ウォークにぴったりと
着いてくるソロランナーもいっらっしゃいました。
逆コバンザメ?状態になったりして、
でも、力不足により、
しばらくすると
見切りをつけられ、離脱されてしまうという(泣)
時間は午前2時から3時の間です。
林道脇の草むらに、
人がしゃがんでこちらを窺っています。
人恋しいと思うのか、
何回も幻覚を見るようになりました。
そして、ワタクシのヘッデンも、
そろそろ電池切れのようです。
点滅しだしたかと思うと、
徐々に明るさが弱くなっていきました。
もう、スペアのライトを出す気力もなく・・・
妻の、バッテリーを交換したばかりの、
フレッシュなヘッデンだけで進みます。
相変わらず、登り基調な感じで、
ぜんぜんゴールが見えて来ず。
聞いてきた最後の林道ってこんななのー!?
でも、前に脚を出していれば、
やがてはゴールが見えてくるもので・・・
ついに!
突然、視界が開けたかと思うと・・・
オォ!
花道!
長かった~~
終わった~~~
膝から下がドロドロ・・・
制限時間25分前にゴールできました。
石川さんのアドバイス、
林道を1時間!ほぼその通りに進めました!
そして、ゴール後の、豚汁!
具だくさん、汁だくさんの豚汁!
ありきたりですが、
沁みた~~
後続のゴールシーンを横目に見ながら
豚汁を堪能いたしました。
シューズの洗い場は、長蛇の列!
でしたので、
ドロドロのまま、
荷物を受け取り、
宿へのバスに乗り込みました。
マイクロバスの助手席に座って、
すぐにウトウトと。
ふと顔を上げると、
道路が大型のトラックに塞がれています。
バスはスピードを緩めるワケでもなく、
トラックの側面に突っ込む~!
アレ?
生きてる?
幻覚でございました・・・・
そんなこんなで、宿には
1時間後の5時頃に到着。
ペンションを指定されていたんですが、
どうやら、最後の到着でした。
宿の中は、シーンと静まり返っており。
しずか~にお風呂に入って、
6時に就寝。
8時に起床。
朝食!!
ほぼ1日ぶりに、
日常の食事をいただきました。
そして、表彰式!
ここでは、
軽食が振舞われることになっていましたが・・・
カレー、サンドイッチ、フルーツ、
コーヒー、
と、ランナー目線の嬉しいおもてなしでした。
裏では、おそらく地元の方々が、
カレーを作ってくださっていて。
美味しかった!
ごちそうさまでした!
表彰式に先立って、
100マイルの完走者に、
バックルが授与されていました。
壇上の石川さんから、バックルを手渡され、
壇上から階段を降りるんですが、
みなさん、カニ歩きで、一段づつ降りておられました(笑)
バックルも勲章ですけど、
カニ歩きも立派な勲章です!
信越五岳110キロ!!
なんとか、時間内にゴールできました。
とにかく、走れるロングトレイル。
いや、走らされるトレイルです。
どっちかというと、
多少制限が厳しくても、
こういうレースの方が好きかも。
今となってしまえば、楽しかった
という記憶と、
カレーばっかり食べていた、という
記憶しか残っておりません(笑)
今回ギリとはいえ、完走できたのは、
最初から、
モリモリ食事を摂れていたおかげかと。
ペーサー制度もこのレースの特徴ですが、
いつも二人で走るのとは、
またワケが違って、
なんともいえない楽しさがありました。
前半は、ペーサーが待っているから頑張る。
後半は、ペーサーと一緒に頑張る。
完走出来たので、ランナーとしては、
卒業かなと。
今度は、ペーサーでサポートしようかと。
脚を引っ張ることがないように・・・・(笑)
おわり