ももの夫婦ランの日記

大会には夫婦で参加。最近は長めのトレイルに挑戦中。

2023 奥信濃100 ~A3カヤの平~A5糠塚まで~

A3カヤの平~A4カヤの平は、

ブナ林をループする、10キロの区間

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グッドな雰囲気のブナ林をラウンドします。

と言われると聞こえはいいけど、

300mの幅でアップダウンする、

ジブン的にはしんどい区間なのです。

 

ナガイモくん、トラ、ワレラの4人で

エイドを出発。

自然と(笑)妻が先行して、

得意の登りでグイグイ引っ張る。

引っ張るどころか、差が開いて、

見えなくなって、の林の中(笑)。

なんだか登れねぇ・・・

さっきと同じ展開(泣)

違うのは、

ナガイモくんとトラも一緒ってこと。

トラがいろいろ話しかけてくれて、

気が紛れた。ありがたい。

下りはジブンが先頭に立って進みましたが・・・

ずっと走るのがツライ。

少し歩きを入れたくなってペースを落とすと、

トラが

「遠慮しないでドンドン行ってください」

煽られて(笑)

(理想的なイメージ(笑))


一生懸命下ってたら、汗だくになってきた。

カフカな下りトレイルを下りきって、

登り返す。

こーゆーのがダメージで、効いてくる。

ナガイモくんが後方で離れていたので、

後ろの集団をやり過ごして、合流。

休憩できた、と一息ついたつもりでしたが、

ナガイモくんが頑張って

他の集団を引っ張って登りだして・・・

一緒にいたトラが、

「じゃあ・・・」

ナガイモくんを追いかけて。

下りで疲弊したワタクシに、

ついていくパワーは残ってなくて。

お約束の単独行になりました(笑)

ブナ林というけれど、

最後の登りは急登で、

やっぱり滝汗の汗だく。

「走らされる」という言い回しがありますが、

「登らされている」感じ。

後先を考えていたら進めないほど、

出し切らないと登れませんでした。

またしても、

差がついちまったな・・・

 

そんなこんなで、またしても(笑)

ソロで(泣)

カヤの平に戻ってきました。

 

A4カヤの平(58キロ)

到着 16時55分

計画 17時05分

計画より、10分ほど早く到着。

この区間2時間15分で見積もっていましたが、

2時間くらいで戻ってこれた。

数字だけ見れば、ぜんぜんオーケーで、

調子いいんじゃない?

と思えるんだけど。

なんか、やられてる気がする。

誰に?(笑)

 

妻とナガイモくん、トラが既に休憩していて。

「さりーさんたちは今出ていきましたよ」

と、トラ。

エイドでは、少しでも回復したくて、

本気で食べ物を探しました。

まんじゅうと漬物が残っており、

(公式フォトギャラリーより)

ありがたく胃の中に収めました。

漬物がサイコーに美味しかった。

ドリンクは、

ミルクティーとカルピス、なっちゃん

1杯づつ。

胃の中でミックスされて苦しい(笑)

さっきは、列が長くて諦めていた

トイレにも行きました。

脚が来ているなかで、

トイレで用を足すのも、

だんだんツラくなってきました。

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15分ほどで切り上げて、

17時10分にエイドを出発しました。

昨年ここを出たのが、

関門ギリの18時20分。

なんとかオンタイムで来ている。

隊長は、

A3の段階で関門に間に合わなかったと、

ここで聞かされました。

厳しいレースだと思う。

なので、

計画通りに来ている、と言っても

まったく安心できませんでした。

 

14キロ先のA5糠塚(72キロ)までは、

1400mから800mまで林道を下ります。

林道が始まると、

4人で走り出します。

最初はダンゴになっていたんだけど、

徐々に遅れ出します。

耐えてはいたけど、

とにかくぜんぜん歩こうとしません。

いいペース、いや少し速いペースで、

突っ走る・・・

誰が?

妻です。

ペーサーのトラは、妻とはほどない距離で、

ナガイモくんもシッカリペーサーに

離れない、気迫の走りで、

2キロくらいで

見えなくなってしまいました。

さっきとまたまた同じ展開で、

単独行に(笑)

何回も繰り返す、この展開(泣)

そして・・・

長い林道の下りってホントキツい。

歩きたくても歩けない、というか。

いや、歩いてもいいでしょ(笑)

歩いてもいいんだけど、歩くと、

思った以上に時間を使う。

昨年も「長い!」と思ったけど、

今年も「長い」(笑)

勢いで重力に任せられる下りならいいけど、

強い意志で走らないといけない。

それくらい絶妙に緩い下りで。

 

相当差がついちまったな・・・(またしても)

走らねば・・・

でも、

脚も終わりそうだな・・・

そんなことしか考えられずに

「下らされ」て、ようやく着いた

渡渉ポイント。

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よく見ると、

先に出発していたさりーさんに

追いついている!

妻が(笑)

 

ここは、岩をつたって進むところ

なんだけど、ずーっと下ってきた脚で

岩の上を歩くのは、落ちる危険を感じたので、

アイシングも兼ねて川の中を進みました。

シューズがかなりキレイになりましたよ(笑)

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さっきの渡渉ポイントと、こちらのポイントの

位置関係の記憶が曖昧で・・・

記憶よりも離れたところにありました。

ここから先、

ぐるっと山側を回り込んでいくのですが、

前回はドロドロで走りにくかったところが、

とても素敵なシングルトラックになっていて。

山って生き物なんだな(笑)

いや、ちゃんと整備してくれたと思います。

前回は、エイド直前のこの辺りで

制限時間の20時30分を迎えて

泣きながら走った(笑)、

苦い記憶もあったわけですが・・・

 

A5糠塚(72キロ)

到着 19時11分

計画 19時05分

前回は間に合わなかった関門、

「2回目の」糠塚!!

予定よりも5分遅れですが、

間に合いました!

妻は、10分くらい前に到着していて、

シッカリ休んでおりました(笑)

ここでブヨに刺されまくった、というのは、

後で聞いた話です。

ここでは、

先を行っていたさりーさんや、

ナガイモくん、トラとも会えて。

声に出さなくても、

みんな疲労が大きくなっている、

ここから先はメンタルだよね、

という段階に入っているのが、

お互い分かるような感じで。

エイドで提供されている、

豚汁にシャリ玉を投入して・・・

「うんめぇ・・・」

身体に染み入る汁物が嬉しい。

ジブンだけがキツいのかな?

と思っていましたが、

みんな疲労感はやっぱりあるようでした。

 

ペーサーは、

涼しい顔をしておりましたが(笑)

ゆーても50キロくらい走っているはずで、

2人とも、この余裕感は、さすがでした。

うっすらな記憶ですが、

パパさんが、

豚汁のおかわりを持ってきてくれた

ような・・・ありがとう!

 

ここで、水分の補充とライトを装着。

滞在時間は20分くらいだったかな?

ここまで来ると、

次のエイドへの出発には

かなりの気合が必要になります。(笑)

さりーさん、ナガイモ君は

先にエイドを出て、

ワレラ2人は5分後くらいに

出発したのでした。

 

 

つづく