ももの夫婦ランの日記

大会には夫婦で参加。最近は長めのトレイルに挑戦中。

2023 奥信濃100 ~27k地点からA3カヤの平まで~

デポポイントを出発すると、次は6キロ先の

A2糠塚エイドを目指します。

まぁ6キロなので、なんてことないんですが、

高社山からガツンと標高を下げてきた後、

さらに標高を下げて、

時間帯もお昼になってくる時間帯になるので・・・

とにかく暑い!!

前回足首をグネったポイントに気をつけて、

細心の注意を払って・・・

とりあえず無事な体でパスしました(笑)

残りのジェルとかいろんな補給食を

デポポイントで積み込んだわけですが、

それも当初の量を減らしてザックに積んだんだけど、

やぱっり重くて、背中にズッシリのしかかる。

よくない・・・(笑)

もっと減らす勇気を持ちたいところです。

そんな負荷がかかった状態に暑さが重なって、

フルーツ効果もアッサリ無くなって(泣)

妻に先に行ってもらう感じで進むことに。

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町を流れる水が冷たくて気持ちいいのです。

たぶん、雪解け水なんじゃないかと。

「飲めますが検査はしていません」

そんな貼り紙が貼ってありました(笑)

顔を洗って、頭から水を被って、

少し飲んで・・・

たった6キロでしょ、寄り道すんな!(笑)

今見ると、そう思う(笑)

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A2糠塚(33キロ地点)に到着。

10時43分(計画10時40分)

3分遅れですが、まずまず。

入り口で、まずは水を被って。

水をフラスクに入れて、

ドリンクをいただきます。

FUJIでは1滴も飲まなかった

コーラを飲みました。

正直、すでに、

『氷で冷えたアイスコーヒーを飲みたい病』

が発症していました(笑)

暑いレースでは必ず発症する持病(笑)です。

禁断のコーラは冷えていて美味しかった~

あと、午後のレモンティーがとても

美味しくて。

町の中を流れる冷えた水で

冷やしているんだそうです。

(公式フォトギャラリーから)

確かにエイドの入り口の側溝で冷やしてた!

 

水分は美味しく体に入るんだけど、

食べ物は、饅頭を無理やり押し込んで、

あとシャリ玉を1つだけ口に入れても、

受けつけない感じでした。

「ふぅ~」

椅子に1分だけ座って一息。

イマイチ不調な感じで、エイドを出発しました。

OUT 10時55分

計画より5分遅れ。

 

次のエイド

A3カヤの平(48キロ地点)に向かいます。

糠塚から8キロで1000mアップする、

前半の核心部です。

本沢川を沢登りしながら延々と登ります。

昨年は、ここで50キロのボリュームゾーン

巻き込まれて時間を40分くらいロス。

逃げるように、焦りながら進みます。

暑さは相変わらずなんだけど、

標高は上がるから、

涼しくなるだろう、

それだけを希望にして(笑)

素敵なロケーションで、

沢登りが始まると、水の流れで、

すんごく涼しくなります。

これはこれで助かる~

はず(笑)

昨年は渡渉ポイントがいくつもあったんだけど、

立派な橋が3か所くらいにかかっていました。

ありがたい気持ちもあり、

脚をドボンさせる気満タンだったので

残念な(笑)気持ちもあり・・・

複雑な気分でした。

とはいえ、

いくつかの場所では、

渡渉ポイントも残っていて。

楽しく登れる環境ではありました。

が・・・

沢登りの前から、妻とは距離が開いて、

明らかにスピードが違いました。

ジブンの動きが悪いのは明らか。

ホント・・・登れねぇ・・・

沢登りでは完全に単独行。

時々

50キロの速いランナーにパスされる

ために停止しつつ。

やべぇな・・・

身体が動かねぇ・・・

 

沢登りはぜんぜん終わらなくて、

暑さもぜんぜん冷めなくて、

何回も、

キャップを川の水で濡らして、

凌いでおりました。

渡渉するときに、
川の水が冷たくて美味しそうに見えて。

検査しているわけないけど(笑)

手ですくって飲みました。

飲んでも大丈夫でした(笑)

むしろ、冷たくて美味しい。

それくらい、暑さにやられてました。

なので、補給にも頭が回らなくて、

この区間

ジェルを1つ食べただけだったかな?

振り返ると、

もっと食べないと、まずい展開でした。

やっとの思いで沢登りを終えて

林道に出ましたが、

妻が待っているわけでもなく(笑)

ここからの山登りもきつかったし、

下りの林道もきつかった。

下りなんだけど、

走っては歩いてを繰り返すしかなく。

そんな中、フレッシュな50キロのランナーが

元気ハツラツにパスしていく。

かなり遅れをとったな・・・

心折れる気分で、

ようやく、カヤの平に到着しました。

ボロボロな気分で到着すると、

先に行っていた妻のほかに、

さりーさんやナガイモくんの姿が

見えて。

「あれ~?もうループを1周してきたの~?」

そうなのです。

カヤの平から先は、

10キロくらいのループがあって、

再び同じカヤの平に戻ってくるのです。

あまりにも、ジブンの動けなさに、

かなり先行されたと思っていました。

「いやいや。きつくて、ずっと休んでた!」

ん?

どうやら、みんなもキツかったらしく、

40分くらいカヤの平で休んでいたそうです。

さりーさんは胃がやられていて、

ナガイモくんは、キツくて

40キロ付近でリタイヤを考えていたとか。

ペーサーの2人は、当然ですけど

フレッシュで元気なご様子(笑)

そう考えると、

ワレラ選手は、

序盤の高社山のパートで

かなり体力を削らされたに違いない。

 

リザルトを見ると、カヤの平には

妻とは10分くらいの差で到着したのでした。

30分以上差がついていると思っていました。

しかも!

ジブンの到着時間は、14時40分で、

計画通り!!

あれ?

なんか、よくわからないけど、

騙された?(笑)

誰に?(笑)

 

というわけで、

キツいのは、みんな同じなわけで。

いや、妻だけは絶好調な様子でした(泣)

こうやって

きつかった~、なんて言いあっていると、

不思議と少しは気が紛れてくる。

48キロ、まだ半分くらいしか来てなくて、

まだまだ先は長くて途方にくれそうになるけど、

元気を貰えた瞬間でした。

 

ここでは、リンゴゼリーを貰えて。

昨年は土砂降りの雨の中で食べたので

よく分からなかったけど、

今回はじっくりと食べられて、美味しかった。

フルーツ、いい!

あと、しば漬けが美味しかった!

ここからドリンクに麦茶が加わって。

ここまでスポドリとか、経口補水とか

粉を溶かしてきましたが、

気持ち悪くなっていたので

ありがたくフラスクに補充。

見てわかるとおり、

ほぼほぼ、エイドの食べ物しか食べられない

状態になっておりました。

と、いうわけで、

背中の補給食は、

ただ重いだけの荷物となり(笑)

 

A3カヤの平(48キロ地点)

14時55分出発(計画 14時50分)

予定より5分遅れで出発しました。

 

つづく