ももの夫婦ランの日記

大会には夫婦で参加。最近は長めのトレイルに挑戦中。

2023 信越五岳100mile ~リタイヤの後 最終回~

少し時間を元に戻して・・・

妻がアパリゾートに着いたのは、

4時38分。

目標時間が3時40分だったから、

やはり厳しい戦いになっている。

エイドの提供物を物色していたら、

先を行くさりーぱぱさんに

後ろから声をかけられ、

エイドを出発するところだったようです。

ここまで来るのに、ぱぱさんもトレイルの脇で

30分くらい眠ったとのこと、

というのは後で聞いた話。

デポバッグの中から

サングラスとキャップと

コーヒーゼリー

取り出して、

エイドを出たのが4時48分。

ゆっくり休まず10分で出発。

 

実は、ワタクシがリタイヤした時に、

そう、5時50分くらいに、

電話でリタイヤを報告していました。

「いま・・・ガンバって走ってる・・・」

関門ギリギリのところを走っている

ようなことを言っていて。

次のエイドは

国立妙高青少年自然の家(69キロ)

関門時刻は7時30分。

ここは飛ばすと脚にくるから余裕を持って

進みたいところだね、なんて事前に話していた

ところ。

でも、とても時間的に余裕はない。

切羽詰まった感じで進んでいることが分かって。

電話を切った後に、

赤池で時間をかけてしまったことを

申し訳なく思いながら、

回収バスに乗り込みました。

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妻が、自然の家エイドに到着したのが、

7時22分。

ジブンが乗った回収バスが

然の家エイドに立ち寄りしたのが、

7時25分。

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ちょうど同じ時刻に

然の家にいたのでした。

 

エイドに着いたら、

まず水を頭からかけてもらって。

早朝なのにめちゃくちゃ

暑かった。

トマトスープが美味しかったそうです。

7時35分に自然の家を出発。

エイド滞在時間が13分。

とにかく、ギリギリの時間で

エイドを出発。

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次のエイドは

池の平スポーツ公園(88キロ)

この区間には、前半のヤマ場、

チャンピオンゲレンデの激登りがあるところ。

 

登る前に、

スタッフが待っていて。

・ここからゲレンデを登って下って

 10キロ。

・登りだしたら10キロ進むまで

 レースを止めることはできない。

・進める自信がない人は

 よく考えてくださいね。

 

進むしかないでしょ!

と、登り出す。

でも・・・

ちょうど暑い時間に突入していて、

強烈な日差しを遮るような日陰も一切無し。

一言「死んだ・・・」そうです。

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リフトの横を進んで、

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ゲレンデを進んで、

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ゲレンデからゲレンデにトラバースして。

とにかく、ひたすら登らされ続けて・・・

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最後に、

壁がドーン!

一言「顔が斜面につくよ」(笑)

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てっぺんに到達すると、

冷たい湧き水で喉を潤し、

頭から水をかぶって、

10分くらい

ここから離れることができなかった。

登りながら

身体に蓄積した「熱」を

冷たい水で冷却できたことで

ここから先に進む力になったと。

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遠くに野尻湖が見える。

絶景のご褒美をもらって、

ここからは下り。

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池の平スポーツ公園に到着。

とにかく暑くて「死んだ・・・」

(何回目?w)

そんな、妻が酷暑と戦っていた中・・・

早々にリタイヤしたオジサンは(笑)?

というと・・・

 

7時30分に自然の家を出発した回収バスは、

8時には、ゴールの飯綱リゾートスキー場に到着。

ここから、各宿泊先エリアに運んでくれる

別のバスが運行されているんだけど、

運行が開始されるのが

なんと13時から _| ̄|○

まぁ・・・

リタイアするのが早すぎるのよ(泣)

なので、5時間くらいの間、

何もすることがなく。

暑そうな外の景色を

ただただ

ボーっと

眺めるしかなく・・・

泥だらけのまま、

空いた時間を過ごしていました。

ホントなら走っている時間が

なんにもしなくていい時間に変わって。

他にもリタイアしたランナーが

それなりにはいるんだけど、

早々にリタイアしたショック(?)からか、

ワイワイと会話をするような雰囲気でもなく。

13時になって、斑尾エリアへのバスに

乗り込んだのでした。

 

結局、

妻は池の平でレース終了を決断。

黒姫までの時間と関門時間を考えると、

その時の体力では間に合わない時間でした。

この区間でかなり削られたようです。

そして、先を行っていたさりーぱぱさんは、

池の平から先に進んだんだけど、

黒姫の関門時間に15分間に合わず、

そこでレースが終了となり。

それぞれ回収バスに乗った時間は違ったものの

飯綱リゾートから斑尾へのバスは一緒でした。

 

斑尾で落ち合った4人。

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前日の夕方にスタートで会った以来、

ほぼ1日ぶりに再会。

それぞれ4人ともここまで単独行動だっただけに、

それぞれの行動の詳細を報告しあって。

みんなコテンパン(笑)にやられたんだけど、

やられっぷりが、それぞれ清々しくて、

完敗を認めるしかなくて、

明るく前を向けた時間でした。

1時間くらい立ち話して(笑)

ここでお別れ。

ワレラの挑戦は終了したのでした。

 

反省の弁は・・・

これまでところどころに

散りばめたので、

改めて言うこともないし、

悔しさはたくさんあるけど、

すっかり流していて、

吹っ切れて前を向いています。

 

そういえば・・・

妻が最高に絶賛していた、

池の平でいただいた

カニ爪が入ったかんずりラーメン。

食べたかったな~~

チクショーっ!!(笑)

 

(全然吹っ切れてないw)

 

 

おわり